ニキビケアの疑問

ニキビのメカニズム

発生から悪化まで

なぜニキビが出来て、どのように悪化するのでしょうか。
まず、皮膚の構造を見てみましょう。

正常な状態では、皮脂腺から分泌された皮脂は毛穴から皮膚表面に出て、皮脂膜をつくります。ところが、何らかの原因でこの毛穴が詰まると、出口を失った皮脂が毛穴の奥(毛包)にたまります。
そこにアクネ菌や雑菌が繁殖すると毛穴を刺激し、炎症を起こしたり化膿するなど、さらにひどい状態になっていくのです。

  • 正常な肌

    正常な肌
  • 白ニキビ

    白ニキビ
    毛穴がつまって、皮脂が毛包にたまった状態。皮膚が白くぽつっと盛り上がって見える。
  • 黒ニキビ

    黒ニキビ
    詰まった皮脂が酸化して黒く見える。
  • 赤ニキビ(炎症ニキビ)

    赤ニキビ(炎症ニキビ)
    皮脂が詰まった毛穴の中で、アクネ菌などの雑菌が繁殖して炎症を起こす。赤くはれたり、痛みやほてりがあることも。
  • 黄ニキビ(悪化ニキビ)

    黄ニキビ(悪化ニキビ)
    炎症を進行して化膿し、黄色い膿がたまった状態。さらに炎症がひどくなるとしこりになることも。治っても痕が残ることがある。

原因は皮脂、角質、メイク…

ニキビ対策には皮脂分泌だけでなく、毛穴を詰まらせる「何らかの原因」を取り除くことも大切ですよね!
では簡単にまとめてみましょう。

  1. 皮脂の過剰分泌
    これには年齢的に分泌が盛んな場合(思春期)と、生理周期、便秘、ストレスなどでホルモンのバランスがくずれて過剰に分泌される場合、食べ物による場合などがあります。
  2. 厚くなった角質毛穴をふさぐ
    乾燥やターンオーバーの低下により、角質が厚くなってうまく剥がれ落ちずに毛穴をふさぐ
  3. メイクもニキビの原因に
    長時間にわたるメイク、特に油性の化粧品も毛穴をふさぐ原因になります。

このように、ニキビの原因はさまざまです。また、髪の毛などの刺激や便秘、寝不足などもニキビの悪化要因となります。
自分にとって、何が原因になっているかを見つけることは、ニキビ予防への近道。ストレスの解消や生活リズムを改善することも忘れないでくださいね。


乾燥肌でもニキビはできる

乾燥肌でもニキビはできる

「ニキビができやすい肌=油っぽい肌」というイメージが強く、乾燥肌はニキビとは無縁のように思いがちですが、実際はそうでもありません。

乾燥肌や敏感肌が皮膚の“バリア機能”と深い関係にあることは、前にお話しましたね。皮膚が乾燥しバリア機能が低下すると、細菌に対する抵抗力が低下したり、ターンオーバーが低下して角質が硬く厚くなってしまい、ニキビの原因となることがあります。
このような場合に、皮脂を取り去るケアばかりしていても、症状は改善しません。まず、敏感肌用のケア用品で肌を乾燥から守りバリア機能を整えましょう。