白く美しい肌のために
上手な日焼け止めの選び方
日焼け止めの数字の意味は?
紫外線対策としてまず思いつくものと言えば…、日焼け止めではないでしょうか?
クリームタイプやローションタイプのもの、顔用、ボディ用、子ども用など、種類が多くてどれがいいのかわかりにくいですね。
とりあえずパッケージに書いてある数字が大きいものを買っている人も少なくないようです。では、あの数字がどういう意味をもっているか、ご存知ですか?
SPF(Sun Protection Factor)
主に、UVBを防止する効果の目安を示します。
UVBを当てて肌が赤くなる時間を何倍まで引き延ばせるかを示します。
例えばSPF10というのは、日焼け止めを塗らない肌が20分で赤くなるような紫外線を当てたとき、日焼け止めを塗っていれば20×10=200分まで赤くなるのを防ぐ効果があることを示しています。
SPFは2000年に測定法が変わり、50より大きいものはすべて50+と表示することになりました。
PA(Protection Grade of UVA)
主に、UVAを防止する効果の目安を示します。
UVAをあてて肌が黒くなるまでの時間をどれだけ引き延ばせるか3段階で表示します。
- PA+ …UVA防止効果がある
- PA++ …UVA防止効果がかなりある
- PA+++ …UVA防止効果が非常にある
- PA++++ …UVA防止効果が極めて高い
おしゃれにUVカットしよう
通常、洋服だけでは紫外線を完全に防ぐことはできません。だからといって、紫外線対策のためにおしゃれを捨てるのはイヤですね。
最近では帽子や日傘、洋服で紫外線を通さないものが増えていますし、洗濯するだけで手持ちの衣類に紫外線を防止する効果がでる洗剤もあります。これなら、素敵に紫外線対策ができそうです。
また紫外線が目に影響して、白内障の原因にもなると言われています。サングラスも黒いだけでは紫外線を防ぐことはできません。日ざしや照り返しのきついアウトドアでは、UVカット効果のあるサングラスを使用するといいでしょう。
それでも焼けてしまったら…
うっかり日焼けしてしまったら、正しい処置で1日もはやくもとのお肌に戻しましょう。
初期の赤くなった症状はやけどと同じですから、まずは冷やすのがベスト。ほてりがひいたら、紫外線で乾燥して水分が不足している肌にたっぷり水分を補給しましょう。焼けた肌は皮膚が傷ついて敏感になっています。ケア用品は低刺激なもの、アレルギーを起こしにくいやさしいものを選んでください。